異年齢保育とは・・・

　サラナ保育園では、異年齢保育を行っています。異年齢保育のねらいにはこどもたちが年齢の枠を超えて共に学び合い、成長していくことにあります。異年齢保育を通じて社会性や協調性、思いやりの気持ちが育まれ幼児期に異年齢で人間関係を経験することによって、さまざまな刺激を受け、今後の成長の糧として生かすことができます。核家族化・少子化により、祖父母や兄弟とのふれあい、さらに地域の中でも、人が集まる機会が減り、人との関係を学ぶのは特定の大人だけになってきているこどもたちが増えてきています。保育園という集団保育の中で「人と関わる力」を養っていきます。特に発達段階を重視した3・4・5歳の3年間を枠とした異年齢グループによるクラス編成をすることで、こども同志の関わり合いから思いやりや憧れを通して社会性を身につけていきます。但し、これは異年齢構成を絶対としたものではなく、活動により、こどもたちの動きを捉え、観察し、発達がより助長されるには、異年齢保育か年齢別保育のどちらが的確であるかをその都度考えてから進める、柔軟な構成としていきます。